内容:ここは関東の小さな田舎町。人口5000人にも満たない小さな町だ。そんな町で、彼女以前、図書館に務めていた。この町に見合う、小さな図書館。平日ともなれば、館内にはスタッフだけ、そんな事も珍しくは無かった。今日も開館してから、二時間程経過したがまだ誰も来ていない。その間、彼女達は雑談に花を咲かせる。もちろんここは図書館の中だ。私語は厳禁なのだが、それは来館者がいる時に限られていた。話の内容は大体恋話と相場が決まっている。女子が集まればそうなるのは当然の事だろう。「最近彼氏が冷たいの」「旦那が邪魔でさぁ。寝っ転がって何もしないで、今度生ごみの日にだしちゃおうかしら」来館者が来ないときは、そんな取り留めもない話が永遠と続いた。ゆかはそんな話を、「今日も平和だな~」と、なんと無く聞き流していたのだが…「そういえば最近、ゆかって山下さんと仲イイよね!!」と突然話が変わった。山下さんとは、最近ちょくちょく来館する二十代後半の男性だ。髪は黒髪ので若干長め。ゆるいパーマがかかっている。スラっと鼻が通っていて、一般的にイケメンと言われる部類に入るだろう。今から2ヶ月程前、初めての来館で目的の本が見つからない彼が、彼女に訪ねようと声をかけたのが切欠だ。それ以来、彼は週に1、2度図書館に訪れる様にり、その度に彼女に本の場所を聞いた。借りる本はいつも決まって、ヘルマン・ヘッセやボリスヴィアン等の文学作品。彼女も好きな部類の本だった。そういった事もあり、案内する傍ら、本の話をする。いつの間にか、そんな関係になっていた。「ねね、ちょっと詳しくきかせてよ!!」ゆかが振り返ると、先輩の中島さんが話しに乗ってきた。「もしかして今日来るんじゃないの?ねぇ、私達応援するから、ちょっと告ってみなよ??」「いいね!彼カッコイイし毎回ゆかに声かけるし絶対気があるんじゃない??」みんなで盛り上がってそんな事言っている。彼女自身、悪い気はしなかった。本の案内をしながら彼とする世間話。最近はそれが仕事の楽しみになり、案内が終わっても長く話してしまう事もよくあった。とは言っても、いきなり告白なんて…彼女が困っていると、入り口の自動ドアが、ゆっくりと開いた。ドアの向こうから、黒髪の若い男性が入ってくる。山下さんだった。彼は入るなり、ゆかの前に行き、本を渡した。中島先輩が意味ありげに背中をつつく。「これ、この前借りた本。どうもありがとう。今日はボードレールの悪の華って本探してるんだけど、あるかな?」彼女は早速キーボードを叩き、検索した。どうやら、二階の奥の方にあるようだ。「どうぞ、ご案内致します」と先頭に立って彼を誘う。階段を登り、もうすぐ本のある所だ。そう思って振り返ったのだが、そこに彼の姿は無かった。「あれ!?」どこに行ってしまったのだろう?、と周りを見渡すと、トイレへと続く薄暗い廊下の入り口で彼が手招きしていた。なになに??と疑問符を頭上に浮かばせながら、近づいていく彼女。すると強い力で手を捕まれ、いきなり抱き寄せられた。「え!ちょっ!なになに??」意味が分からず戸惑う彼女。「ごめん。ずっとこうしたくて。今まで毎週本を借りに来てたのも君に会うためなんだ。」「えっえっ?」突然の出来事に気が動転してしまい、ひただただ戸惑う彼女。そしてそのまま、強い力で引っ張られ男子トイレに連れ込まれた。彼が顔を近づけてくる。「ああ、どうしよう…こんな、こんなところで…彼の事は好きだけど誰かに見られちゃったら…」答えが出る前に彼の唇は彼女の唇に重なっていた。激しく舌を入れてくる。「あっダメッんっ」ねっとりと唾液で濡れた舌の感触が彼女の口の中を蹂躙する。「いやっ、あっあぁ」突然の出来事に彼女はもはや何が起こっているのかも把握できないままなすがままだ。彼の両手がブラウスの上着のボタンにかかる。そしてあっと言う間に脱がされ、彼女の乳房は、ブルンッ!!と大きく弾みながらその姿を表した。「あっいや!」彼女の乳房は綺麗だった。鎖骨から乳頭へと続く綺麗な曲線。ピンク色に染まった可憐な蕾。そして見事なおわん型。弾力性があり若さに溢れた見事な乳房だ。彼が露わになったその乳房旨を乱暴に揉みしだく。「あっ!あっ!あっダメ人来ちゃうぅ」「どうしたの?こんなに乳首立ってるよ?」「あんっいや!言わないで!」彼が乳首を摘む「あぁ、あん」そう言っても彼はお構いなしだ。いままでずっと我慢していたのだろう。そして彼女も快楽に我を忘れ始めていた。「んん…はぁん」「あっ…んっ…あふっ…くぅんっ…んああああああん」服越しに彼の大きくなったモノがあたる。彼女はそれに手を当て、優しく撫でた。「ハァ…ハァ」彼の息もどんどん荒くなる。「舐めてくれる?」そう言われ彼女は頷いた。跪いて下着ごとズボンを下ろす。そして、お腹にくっつきそうなくらいたくましく反り立ったペニスが姿を表した。既にカウパー腺液が溢れ出している。「もうこんなに濡れてる…」彼女が右手を添えるとビクンと反応し声が漏れる。「はぁはぁ…ぴちゃぴちゃ…じゅっぽ じゅっぽ…」彼のイチモツを根元までくわえ込んだ。「はぁ、はぁ、気持ち良いよゆか」「れろれろ…じゅるじゅるるる…」「気持いい?」「はぁはぁ…ふぅんちゅううぅーっ」そうして五分程経っただろうか。かれに言われるまま、しゃぶるのを辞め、洗面台に手をついて腰を付き出した。「あぁっくぅ…あん…」下半身も丸裸にされ、彼の大きなペニスが侵入してくる。ゆったりとした感覚で腰をふる彼。「あぁ~~じらさないでぇ~~もっと来てぇ」と下から腰を動かす彼女。「あっ…あんん…んんっ…あん…」最初こそゆったりだったものの、山下の腰のストロークはどんどん激しさを増した。「あぁぁぁぁぁぁぁぁん 気持いい。あんっ、子宮に当たってる~~ あんっあんっ もっと、もっとついて~ゆかのおまんこもっと突いて~」後ろから腕を捕み激しく突く山下。「あっ…あんん…んんっ 気持ち良い、気持ちいいよぅ。 はぁん… あっダメダメダメおかしくなっちゃう」二人の結合部で泡立つ愛液が匂い立つ。「あっ・・・んっ・・・あふっ・・・」山下が後ろから激しく胸を揉む。セックスの香りがトイレに充満している。「あっダメ。ああああぁぁぁ~ もっと激しくもっと激しく はぁはぁ…あん…あっ…んんっ もうダメー!!いやあぁっ!あっ!あっ!だめっ!もうだめっ!これ以上はっもうっもうっ! ダメ。外に聞こえちゃう おかしくなるぅっ!あっ!あっ!あひっ! あぁ~すごいよぅ~すごい気持ちいいよぅ~ あっ、イクイクイク。中でいいよ いっぱい出して。 ああっ…あぁぁぁあんん…んん…あん ビクンビクンとちんちんが波打ってる~ あっ、ゆかの子宮にどんどん精子が流れこんでくる~」しばらくの静寂の後、彼が口を開いた。「ごめん。我慢できなくて」「ううん。良いの。山下さんの事、私も好きです」彼が深く刺さったペニスをにゅぷっと引きぬく。「今度は外で会える?「うん、いいよ」二人は約束を交わし、身だしなみを整えた後、ゆかは受付へと戻った。彼は本棚を適当に見ている。悪の華はもうどうでも良いらしい。受付に着くと「遅かったじゃな~い。何してたの」と中島先輩。「ちょっと話が弾んじゃって~テヘペロ」「しょうがないなぁ」もしかしたらバレてるんじゃないかと、ドキドキしていたが、どうやら大丈夫だったようだ。遅れて彼が降りてくる。「また来ますね」そう言って彼は帰っていった。その後、二人も何度も関係を持ち、付き合うようになったそうだ。だがやがて別れはやって来た。別れてからの半年ぐらいは図書館の仕事も辞め家に篭っていたという。それからさらに一年。すっかり元気を取り戻した彼女の笑顔はとっても眩しい。