内容:みなさんこんばんわ、亜美です。今年で21歳になりました。今はフリーターをしています。えーっと…、面接した人から今回の意気込みを書くように言われたのでお話しますね。でも…突然、意気込みをと言われてもなかなか浮かばないので、このアルバイトをやることになった流れをここに書きます。実は、…これはまだ私の両親には打ち明けていないのですが、お金に困っています。困っているといっても、今どきのオンナの子の様に遊ぶお金が足りないというワケではありません。前に付き合っていた彼氏が原因なんです。付き合い出した頃は、私はまだ大学に通っていました。6コ年上の彼氏でした。当時は爽やかな印象で清潔感があり、都会に出てきばかりの私を優しくしてくれたりと、私の周りの女友達からも結構人気がありました。自分でも地味な女だと自覚していたのですが、それでも彼が私を選んでくれたということで有頂天になっていました。大学から帰るとき、友達は駅まで歩いていく中、彼が颯爽と車で迎えに来てくれた時は周りの友達の視線が痛いほどでした。…私にとってはささやかな幸せでした。彼の様子が変わったのはそれから間もなくです。あれまで爽やかで私の理想を具現化したような彼だったのですが、いつも間にか仕事を辞め、私が一人暮らしするアパートに入り浸るようになりました。最初の頃は同棲みたいだねと笑って過ごせたのですが、彼の私に対する扱いが日に日に悪くなりました。一人酒に酔っては暴言を吐き、物に当たり…アパートの住人からもこの件で苦情が来たりもしました。それでも彼はどうしても止めないのです。でも私はあの時の彼に戻ってもらいたくて、必死に耐える日々が続きました。その矢先、私にとって最悪の出来事が起きました。私がアパートの前に生まれて間もない赤ちゃんを抱いた30代の女性が立っていました。彼は結婚していたんだと、すぐに分かりました。それからその女性は、周りの住人を気にすることなく私を罵り、叫び、泣いている様でした。私は彼に裏切られたという気持ちがいっぱいで、大音量で流れる女性の声を無意識に閉ざしていました。そして女性から最後に突き付けられた多額の慰謝料を否応なしに受け入れることになりました。そして両親には内緒で大学を辞めることになりました。これから私がやるアルバイトで、人前に肌を晒し、脚を広げ、全く知らない男性に触られ、体温を奪われ、エッチをします。慰謝料として流れるこのお金は、どれくらいの価値があるのでしょうか?もし許されるのであれば、そのお金でもう一度彼と美味しいレストランに行きたかったです。