内容:三上綾(29歳・秘書)彼とは食の趣味が合わなくて別れた。私は里芋が好きなのに、彼はカルパッチョが好きだった。貧乏な家庭で育った私にとってそんな洒落たもんは食べた気がしない。秘書としての仕事もだいぶ落ち着いてきたところで、彼氏もいなくなった。刺激の少ない毎日に飽々してうっかりねずみ講にハマってしまうところまでいった。久々に友達が遊ぼうよというもんだから何の疑いもナシに家に呼んだら、化学物質が落としきれないから、この洗剤を使った方がいいと言い出したのだ。水を得た魚。暇人にねずみ講。うっかり入会申込用紙にサインをしようとしたときに我に返った。友達には帰ってもらい、冷凍庫に入っている業務用の里芋を煮物にして食べ、反省した。ああ私はなにしてるんだろう。夜は、ほぼ毎日オナニー。MY電マでクリを一点集中責めでサクッとイって寝る。周りの子は結婚して落ち着きだしているけど私はこの歳で彼と別れたなんて最悪もいいところだ。でも完璧主義な私は自分が嫌だと思ったものは嫌だ。我慢が出来ない。彼のことも一度嫌だと思ってしまうともう鳥肌がたつほど拒絶反応がでてしまった。食の相性は悪かったが唯一セックスの相性だけは良かったのが少し尾を引く。せめてセフレにでもなっておけばよかったか、とも思うがそんな風に切り替えるのもなんだか私が彼のことを吹っ切れないみたいでいやだ。電マでも最近イきにくくなった。クンニが恋しい。男の人に触られ、舐められたい。年を重ねる毎に性欲が増すのって本当だ。