内容:世間はいわゆる超就職氷河期で、いい大学に通っているおかげで書類選考は余裕で通っても、毎回面接で落とされちゃうって人が結構いるようだ。彼女もそんな中の一人で、昔からマイペースだね、おっとりしてるねなんてよく言われていたものの、学生生活は上手くいっていたし、彼氏もいたしで取り立てて気にすることも無く過ごしてきたが、その結果が一番重要なところで出てしまった。面接官の一人から「履歴書もそうだけど、受け答えに面白みが全く無いね、機械じゃないんだからさ」なんてダメ出しまでされて落ち込んだ挙句、就職先が決まらない最悪の状況で3月に卒業を迎えてしまう。彼氏も東京の会社を受けたものの、実家に近い関西の支社に配属が決まってしまい、遠距離は無理だと先日別れを切り出されたそうだ。どうせ就職出来ないなら、向いてないならと以前から興味があったネイリスト資格を取りたいと、専門学校の資金の為にホステスを志望して面接を受けることに。しかしそこでAV出演の誘いの話が。今まで男性経験がそれ程あった訳ではなく、ホステスもあくまで目標の為に打算的に選んだ仕事でしかないので、顔バレのリスクを冒してまで出るつもりは全く無かったという。すぐに「そういうことなら帰ります」と拒否したらしいが、面接担当からそれなりの金額をチラつかされ、一回だけ体験してみようよと上手く丸め込まれる。押しにかなり弱い性格で断りきれなかったらしい。ホテルについて軽くインタビュー交えながら写真を撮られ、カメラが回り始める。刺青のチェックをしたいと後ろを向かされた瞬間スカートの中を撮られたり、カメラの前で服を脱ぐよう言われたり、急に妙な空気になり不安を感じて拒否するが、意味不明な理屈で説得され承諾してしまう。下着になってなんとく話していると、別れた彼氏に貰った指輪をカワイイと褒められ、答えながらなんとなくミジメな気分になって「もうどうでもいいや」なんて思ってしまったらしく、そのまま男優に体を許してしまった。