内容:熟女マニアのみなさん、お待たせいたしました!熟しきった本物、まさに真正熟女が登場です!年齢は59才。還暦一歩手前ですよ!ここまでのババアが来ることは滅多にないです。みなさんとくとご覧ください!かずみさん、59才。様々な職業を経験しましたが、現在はクリーニング屋でパートとして働いています。どうせ最近よくある、「オバサンだってセックスしたいんです!」的なノリで来ているのかと思ったら、全くそんなことはありませんでした。それどころか、どちらかと言うと、現代の闇の部分の被害者と言える方でした。 彼女の出演理由、それは夫の介護費用を稼ぐためなんです。介護の問題はこんなところにまで、影響を及ぼしてきてしまっているのです。彼女が介護生活を余儀なくされてしまったのは、約2年前。仕事中に1本の電話がかかってきました。「その当時は和菓子屋でパートとして働いていたのですが、いきなりお店に弟から連絡が来て、夫が仕事中に倒れたとのことでした」 結婚して30年が経とうとしていた時でした。2人の子供ももう大学を卒業し、2人きりの夫婦生活が始まるはずでした。「やっとだったんです。私も夫の定年と同時にパートを辞めて、2人でゆっくり暮らそうって話してました。ずっと苦労してきましたから」しかし現実はあまりにも残酷でした。そのまま歩けなくなってしまった夫の、介護生活が始まりました。昼間はパート、そして夜は介護。その生活に休みはありません。どうにも出来ない虚無感がこみ上げる毎日を過ごしているようです。「やっと目の前にきた安息だったんですが、もうこの状態です。夫は自分を殺してくれというんです。さすがにそれはこたえました」そして金銭的にも彼女を追い詰めることとなります。貯金を切り崩して生活していたものの、すぐに底をつき、パートだけでは食べられなくなっていました。公共の施設に入れようとも考えたようですが、夫がそれを許さなかったようです。「夫は自分がもう長くないようだと思っているようです。だから少しでも家にいたいと。殺してくれといったり、家にいたいと言ったり、もう矛盾だらけです」在宅介護には家の改装が必要。そこで今回の出演に踏み切ったようです。手すり、スロープ、トイレ。介護には様々な設備が必要です。そして莫大な費用も。 「夫はもちろん知りませんが、ここまできたら仕方ないですよ。なんだかんだで、ずっと支えてきたもらってましたから。次は私は支えていかないと……」女性の覚悟というのは、男には理解できない部分があるとずっと思っていた。今回、それは確信に変わった。