内容:〇月×日、仕事帰りに立ち寄ったコンビニで、初めてあの人に逢った。店長に怒鳴られて何度も頭を下げるあの人は、お店の副店長みたい。いい歳の大人が人前で怒られてかっこ悪い(笑)。お菓子買って帰る。〇月×日、あの人また怒られてた。レジ打ちがトロ過ぎて、客のオバサンに文句言われてた(笑)。サラダとお弁当買って帰る。〇月×日、会社でミスして怒られる。私何にも悪くないのに、腹が立つ。コンビニに行くと、あの人がレジ打ちをしてたので「早くしてくれませんか」と八つ当たり。「すみません、すみません」とすぐ頭を下げてきた。なんかゴメンねと思ったけど、ちょっと面白かった。〇月×日、昨日のことが気になってコンビニを覗きに行くと、また怒られてた。オデンの煮汁をこぼしたらしくて店長に怒鳴られながら床掃除。すっごい臭いしすっごい惨めで、ドキドキした。〇月×日、残業でクタクタ。でも明日は休みだからお酒でも買って帰ろうかなと思ったら、あの人が丁度お店を出ていくとこだった。なんとなく後ろを着いてくと意外と近所に住んでた。二階の角部屋201。洗濯物の干し方が下手だった(笑)。〇月×日、痴漢に遭う。ヒールで足を踏んづけてやったら「痛い」と剥げオヤジが呻いてた。バーカ。死ね。帰りにお店に寄ったけどいなかった。勝手に帰らないでほしい。イライラ。〇月×日、数日、彼の姿を見かけない。バイトの子に聞いてみると、風邪をひいて休んでるらしい。風邪で何日も休むなんて社会人として自覚が足りないんじゃない?ヽ(`Д´)ノプンプン 〇月×日、あの人がいた(*^▽^*) やめときゃいいのに駐車場のDQNたちを注意して逆に詰められてた(笑)。ビビりすぎ。良い顔するなあ。〇月×日、ショック。あの人、私に隠れて女を作ってた。仲良さげに手なんかつないで間抜け面。バカじゃないの。〇月×日、ブス女は週に2回ほど彼の家で泊まっていく。図々しいにもほどがある。〇月×日、いつかのオバさんにまた怒られてた。下手くそ。私の方が上手に叱ってやれるのに。〇月×日、駅前のケーキ屋さんで女と買い物してる。あんな笑顔は本当の彼じゃない。あんなブスに付き合わされて可哀そう。〇月×日、あの人が苦しそうな顔をしていると胸が締め付けられてくる。もっとしてあげたい。〇月×日、あの女から彼を解放してあげたい。私だけが彼を理解している。〇月×日、私は彼を愛してるんだ。〇月×日、スキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキダイスキ。〇月×日、彼はきっと私の助けを待っている。だから迷うことはない。これはふたりの愛のため――。狂気と愛が渦巻く監禁体験VR48分。