内容:白い肌、胸まで伸びる長い髪、ぱっちりした瞳。そのままでも可愛いが笑った顔は一際可愛い。そんな彼女についた呼び名は「シャイニースマイル・アヤカ」。家が貧しかった彩香は、どんなに辛くても笑顔だけは絶やすまいと心に決め、周囲に、呼び名の通り眩しい笑顔を振りまいてきた。彼女はそのスマイルで数々のピンチを切り抜けてきた。貧しいながらも決して暗い雰囲気を出さず懸命に暮らす彩香に心打たれた近所の人からはよく料理の余りものやお古の服などを貰った。高校進学の際も、学費の安い高校を目指したのだが、そこはやや偏差値、競争率が高かった。そこでも彼女は(勉強ももちろん努力を惜しまず、健闘したのだが)、面接を笑顔のゴリ押しで、見事合格を果たした。バイト先でもすぐに打ち解け、客からも同僚からも人気者だった。彼氏も出来た。と、ここまで聞くと、なんだ、十分恵まれているしそれほど辛くもないのではないかと思う方もいらっしゃるのではないかと思うが、実は彼女には、その笑顔をもってしても生活が好転しない、ある欠点を持っていた。それは、極度の飽き性。高校は2年生の途中で中退した。それからしばらくしてバイトもやめてしまった。つい1~2か月前、5人目の彼氏と別れた。そんなわけで、今現在の彼女は、家事手伝いと言う名の無職である。そんな体たらくではあるが、彼女は彼女なりに悩んでいた。今まで良くしてくれた人に恩返しだってしたいとも思っていた。ある程度自分の都合で仕事ができ、飽き性の自分でも続けられそうな仕事……そんな仕事を探して辿り着いたのが、今回のAV撮影の仕事である。今まで歩んできた人生通り、出だしは大抵上手くいく彩香。その白い肌、程よい肉付きと色っぽいスタイル、マ○コもなかなかの上物。極めつけは玉舐めのテク。数々の女性の相手をしてきた手練のカメラマンが、気持ちよさのあまりにたじろいでしまうほどだった。これらが気に入られて、次の仕事のお誘いも頂いた。しかしこれもまた今までの人生どおり、壁も多い。同業者のうち、彼女と同じく、白い肌と白い歯のスマイルを売りにしている「エミ・ザ・ホワイト」や、舐め技の申し子「マーヴェラス・舐めテクの真那」に目をつけられ、隙あらば蹴落とさんと狙われているのである。泥沼となるであろう戦いを「シャイニースマイル」で切り抜けることができるのか、今後も彼女から目が離せなさそうである。