内容:彼女は料理が得意だった。それは彼女の小さい頃からの夢、素敵なお嫁さんになる為に日々練習を怠って居ないからだ。先日は肉じゃが作ったと言う。材料ももう全て揃っていた。早速玉ねぎを剥く彼女。剥いている最中、「あぁ、私もこの玉葱みたいに、荒々しくカッコイイ男の子に剥かれてみたーい」エッチな彼女はそんな事を考えていた。だが、天罰だろうか。玉ねぎの汁が目にしみる。涙が止まらない。それでも玉ねぎを切らなくては!!涙ながらに玉ねぎを切る彼女。全てを切り終えた時、彼女は真っ黒い涙が永遠と流れ止まらなかったそうだ。次はジャガイモだ。まずはジャガイモの芽を取る。たまに取らないと言う人を見かけるが、芽にはソラニンと言う毒物が含まれ、頭痛、嘔吐、胃炎、下痢、食欲減退などを引き起こすのでしっかり取らなければだめだ。全ての芽を撮り終えた彼女はジャガイモをぶつ切りにした。その2つを鍋に入れ炒める。そして、牛肉細切れの投入だ!!と思ったら、牛肉が細かくなってない!!「しまったー」と彼女は一旦火を止め、急いで牛肉を切って投入した。人参などその他の具材も入れてしばしば煮込む。それに醤油を入れて味を調整した。さらに砂糖を入れて味を調整…と思って手にとったのは塩だった。入れる直前、つぶつぶのザラつきに違和感を覚えた彼女は寸前の所で間違いに気づいた。そして、無事投入される砂糖。甘くて美味しそうに匂いがする。「早くできないかな。楽しみ~♪」彼女はそう言いながら、落し蓋をして30分程煮込んだ。さらに火を止めた後は、3時間ぐらい冷ましながら、味が染み込むのを待った。ここまで手をかけたんだから美味しくない訳が無い!!そう思って一口食べてみたらほっぺが落ちそうだった。「でも作りすぎちゃったなぁ…」と呟く彼女。「そうだ!となりのカッコイイお兄さんに食べてもらお♪」早速インターホンを押す彼女。肉じゃがを進めると少々面食らいながら、「あっありがとう」とぶっきらぼうに挨拶し、部屋の中へ入っていった。それから、一時間。彼女が部屋でテレビを見ていたら、突然となりの彼がやってきたのだ。「これ、さっきのお礼にと思って」と、田舎から送られてきたと言うももを差し出す彼女。「ありがとう、せっかくだから上がって行って」そう言って部屋の中へと誘った彼女。お酒を出して彼との会話を楽しむ。そして日付が変わる頃、彼女の服は玉ねぎの様に剥かれたと言う。