内容:アナウンサーを夢見て早15年。彼女は22歳になった今でもその夢を諦めていない。それは「諦めなければ夢はきっと叶う」という持論を持っているからだ。正直に言わせてもらおう。もうその夢は叶わないと。勘違いしているオンナは多い。それは自分のビジュアルに対しても、言葉の意味に対してもだ。「諦めなければ夢は叶う」という言葉は、叶えるための努力をし続けている人間だけに当てはまるものだ。しかし彼女は違う。子供が将来の夢を願うように「アナウンサーになりたいな」と思ってるだけなのだ。そのための努力も、行動も何もしていないのだ。ただ漠然と「なりたいものになれる」と思っているようだ。しかし現実はそんなに甘くなどなく、もちろん彼女の夢は叶わない。しかしその現実に気づかず、いつかその日が来るまで、夢を追い続けていくのであろう。「夢追い人」聞こえは良いが、現代でこれほど面倒で意味のない人間はいない。まさしく彼女はその一人。そうして夢を追って東京に出て、たまたま声を掛けられて、AVに出演している。「すっげぇかわいいよね!アナウンサーっぽい!」としょうもない口車に乗せられ、彼女はホイホイホテルに付いて来た。彼女は自分を認めてくれる人が好きなのだ。自分を評価してくれて、優しくしてくれて、褒めてくれる。そんな人が好きなのだ。そしてそれ意外の人間は眼中にも入らない。現実を見ることなく、自分の周りだけの狭い世界に生きている。そんな彼女は今こうしてあられもないカッコをさせられ、ニヤニヤしながら男のち◯こを咥え、ハメられ、「きもちいい、きもちいいよっ」と心から楽しんでいる。彼女が今幸せな顔をしているのならば、それはそれで一つのライフスタイルなのだろうか。