内容:スーツケースを引き、渋谷のハチ公の前で一人俯いている子がいた。見るからに純朴な雰囲気で田舎から出てきたことが容易に想像できた。それがこの小春だった。後に聞くと財布を落として携帯も充電切れ、「都会の人はなんかみんな急いでいるみたいで、話しかけづらい」と途方に暮れていたそうだ。これはチャンスと思い、すかさずダミーの名刺を取り出した。「俺、今雑誌編集やってるんだけど、女の子向けの雑誌でモデルに急にドタキャンが出ちゃってさ、君可愛いし即金で払うからモデルやってみない?帰りの電車賃ぐらいは出せるよ。」…ダミーの撮影を適当に終わらせたところで、早速本題に入る。「ウチの会社、結構きわどいアダルト向けの雑誌も出してるんだけど、そっちのほうで特典のDVDとか付けててさ、そういうの出てみない?さっきの謝礼の数倍は出せるよ。せっかく都会に来たんだから買い物でもしていきたくない?」ここで即、断られたら、まず脱いでくれる見込みはないが、この子は即断できずにいる。こういう迷いがある子は押せば行くところまで行ってくれる。「素人として出るし、今の時代ネットなんかでもいくらでもAVって溢れているからバレることなんてまずないしね。」そう畳み掛けると首を縦に振った。「できるところまでなら…」彼女の気持ちが変わる前に早速撮影の手配をした。とりあえずカメラテストということで今回はオナニーとフェラに挑戦してもらうこととなった。オナニーは羞恥心があるようだが、フェラをさせると次第にのめり込み、いい表情をする。この子はきっとまた撮られに来る。スカウトの勘がそう告げた。