内容:唐揚げ大好きひろみちゃん(18)生まれてからずっと唐揚げを主食に生きてきた。むしろ唐揚げを食べるためだけに日々頑張って生きていると言っても過言ではない。小さい頃、母の作ってくれた唐揚げが大好物で、毎日のようにせがんでいた。美味しい美味しいと食べるひろみを見て母も気分が良くなったのだろう、ほぼ毎日、ひろみのリクエストに答え、唐揚げを作っていた。そんな幼少期を過ごしていたが、毎日のように揚げ物を食べるので、ひろみは見る見るうちに太っていった・・・。小学生に上がってから、クラスでは一番のデブだった。そんな体型が嫌いになったのが、小学四年生の頃。その頃から外見を気にし始めたひろみは、泣く泣く唐揚げを我慢することに決めた。そうして、ひろみのダイエット作戦が始まったのだ。まず徹底的に食卓から揚げ物を排除した。そうして、サラダと海藻をよく食べるようにした。彼女にとって唐揚げがない生活というものは、地獄のような生活だった。しかし、スタイルを良くするために必死に頑張ったのだ。彼女の努力はすぐ報われた。小学六年生になるころにはすっかり体型も落ち着き、ついにダイエット生活に幕が下ろされた。そして念願の唐揚げを食べることができるようになった。久しぶりに唐揚げを食べたひろみは、泣きながら何回も噛み締めながら咀嚼したという。それから唐揚げは週に一回と決めて、食べるようにした。体型も落ち着いてきたひろみだが、違う体型の変化が現れた。そう、胸が膨らみ始めたのだ。唐揚げを沢山食べると胸が大きくなるという都市伝説があるが、それが本当かどうかしらないが、ひろみの胸は見る見るうちに大きくなってきた。小学校を卒業する頃にはなんと、Eカップの巨乳をもつ程になっていた。プールや体育の時間は、男がみんなひろみを凝視していた。もちろん男性教諭もだ。思春期のひろみにとってそれはとても恥ずかしい経験だった。そんな悩みを抱えながら迎えた中二の夏。担任の先生から呼び出しがかかった。いつも優しく接してくれていた初老を迎えるであろう男性教諭だった。そして先生がいる教室にひとりで行くと、そこにはいつものように優しく微笑む先生がいた。何事かと不安で仕方なかったひろみだが、そんな先生の顔を見たら不安は吹き飛んでしまった。そして先生が静かに話始めた。「君のおっぱいは男を誘惑してしまう。思春期の男にとって有害なおっぱいだ」と。初めは何を言っているのか理解できなかったひろみだが、少し考えてからひろみは恥ずかしくなって顔を隠した。「やっぱりこんなおっきなおっぱいは変なんだ。」と自分を責めた。そして、先生に「どうしたら小さくなるの?」と純粋な気持ちで聞いてみた。すると先生は「唐揚げをやめなさい」と言ってきた。絶望だった。またも大好きな唐揚げをやめなきゃいけないのか。それは彼女にとってアイデンティティの崩壊と言っても過言ではない出来事だった。しかし唐揚げをやめなきゃ他人に迷惑がかかると思ったひろみは、唐揚げから卒業することを決めたのだった。・・・あれから10年。未だに彼女の胸は成長をやめない。何故ならば、唐揚げを辞められなかったからだ。魅惑の食べ物唐揚げ。おっぱいの成長はとどまることを知らない。