内容:できればAVには出たくなかったと撮影が終わった後もこぼしていたクミさん。婚約を期に22才で会社を辞めるが、彼氏が学生の頃ギャンブルにハマり多額の借金を抱えていたことが発覚。2人で少しずつ返していけばという声もあったが、重大な隠し事を許すことが出来ず喧嘩が絶えなくなり、破談。結婚式も目前で段取りも済み、親戚や友人に招待状まで出していた。会うごとに慰めの言葉を掛けられるのに耐えられず地元に居づらくなり、地方で色々なアルバイトを点々としたあげく、今のファーストフード店に落ち着いた。仕事にも次第に慣れ、同僚から交友関係も広がり、彼氏も出来たりとそれなりの生活を送ることは出来ていたが、結婚にまで進めるような間柄ではなく気が付けば28才。結婚はもう無理かと諦めかけていた時に、婚約していた彼氏から近くまで来ているから会って欲しいと連絡があったという。何で今更という思いはあったものの口に出すことが出来ず自宅に招いた。6年前のことを謝られ、借金を完済したという話をされたらしい。人生を狂わされたとはいえ、いきなりそんな昔のことを謝られてもと戸惑い、ヨリを戻そうと言われても今はそんな気にはなれないと伝えようとしたが、元彼は結婚して子供も出来たから、今度また家に遊びにきて欲しいと伝えにきただけだった。身なりもしっかりしていて、マンションをローンで買おうかと考えているという相談もされた。当時の彼女の生活からは程遠く、想像も出来ないような生活で当時住んでいるボロアパートでしていい話ではなかった。どうしようもない悔しさでみじめになり、どうとでもなれという気分でAV撮影の募集ページに辿り着いたらしい。とにかく大金を手にしたいと、うんざりするほど面接で話し続けていた。