内容:まだ新人秘書ではあるが、その立場に選ばれた時は達成感と共に快感を感じた。当然誰もが成り得るポジションではないし、彼女も秘書になってから、周囲の人達からも見られる目が変わったという。社長室を訪れるお客さん達は皆、美人で可愛い、見た目もいいし有能な社長秘書と、口を揃えて言われるらしい。彼女の勤めている会社はここ数年の間に急速な成長をとげ、ようやく業界の中でも会社の名前が知られるようになってきた。会社も勢いだった所で、今まで勤めていたビルから、見た目も立派な洒落たオフィスビルへ引っ越しをしたらしく、机・備品にいたるまで殆ど今風にレイアウトされ、訪れる他社の人間も目を引くんだとか。更に、女性社員の制服も一般の会社の制服とは全く趣を異にしたもので、一般的な制服より綺麗めなデザインで体型が太めな人にはあまり評判は良くないらしいがタイトなサイズでスッキリとした制服で、細身の人が着こなせばスタイルが良く見えると女性社員から人気がある。中にはわざわざこの制服目当てで、入社して来る女性社員も少なくはないという。この会社は給与面でも今の景気にしては条件も良いため、入社はなかなか難しいそうだ。それらの事もあってか、この制服を着ることに(一種の)誇りすら感じている部分もあるよいう。また秘書のようなある程度の役職の社員には、一般の(女子)社員とは少し違ったデザインの制服になっているためにそういう所でも違いを見せている。そんな中で行われる、時折行われる社長室での情事は、この部屋に出入りする取引相手の人間はおろか、社内の人間も彼女が白昼堂々にこのような淫らな行為に及んでいるとは思ってもいない。ましてや、社長秘書ということもあってか、殆どの社員が気を使ってか彼女を敬遠しているように感じ、男性社員達からは近寄り難く思われているらしい。その環境がさらに彼女の「征服」されていく悦びを刺激していくという。