内容:「凛子は普通すぎるんだよね。」彼女は今まで付き合った男性に必ずそう言われて別れを切り出されてきた。彼女の中で「普通」という言葉は一種のトラウマになっているようで、やはり「普通って言われるのが一番傷つくんです。」と彼女は言っていた。私ほどの年齢になると普通の性格、普通の生活をすることが一番難しくて、一番良いことだということに薄々気付くのだが、彼女くらいの年頃の女の子は「何か他の人と違うことを」という風に躍起になって思うのだろう。そんなコンプレックスがあるにも関わらず彼女はどこからどうみても「普通」でしかなった。顔も可愛くない訳じゃないけど、そこまで可愛いといえる程でも無い。髪型も普通、髪の色も普通、服装だって今流行のみんなが着るような服を身に着けている。「普通」からの脱却を図る人間にはどうやっても見えないのだ。どんなことで普通からの脱却を図るのか気になったので、彼女の計画を聞いてみることにした。すると、彼女はとんでもないことを言い出した。「私、普通って言われる原因は、SEXに対する姿勢だと思うんです」と息を荒げて語りだしたのだ。どうしてそんな突拍子もないことを考えたのかというと、彼氏とSEXするときはいつも、正常位でしかしたことがないというのだ。後背位を求められると、お尻の穴を見られるかもしれないという恥ずかしさから断り、騎乗位を求めれると、男の人に自分から跨るなんてはしたないという気持ちから断り、座位を求められると、自分の体の重さを知られるんじゃないかと断り、立位を求められると、野生的で恥ずかしいという思いから断ってきた。それほど彼女はSEXをする際に恥ずかしがってばかりいたのだ。さすがにそんなSEXじゃ相手も満足することは出来ずに、最初は良いといってくれていた男性でさえも流石に離れていってしまったのだという。そんな性格に自分でも嫌気がさしてしまい、色んなことを勉強するために、そして恥を捨てるために、色んな男とSEXをするという選択肢をとったのだという。ということで今回はその決意での初めての挑戦になるわけだが・・・。恥を捨ててエロさを開眼することは出来るのだろうか、彼女がどんな顔を見せてくれるのか非常に楽しみである。性に対して臆病な女の子が、自分のテクニックによって気持ちよくなり、体を預けるようになり、そして快楽に溺れていく様を見るということが私の楽しみである。今回の彼女は私を楽しませてくれそうである。