内容:彼女は男にこう語りだした。エステティシャンの仕事は肉体労働なの、と。自分の夢を仕事に出来るのは素直に嬉しい。それなりの努力をしてきたのだから。今では、エステティシャンという仕事は、満ちた人生を認識するためには欠かせない大切な要素となっている。仕事の為に体に筋肉が付いてしまっても、指先のオシャレが出来ずとも、それは仕方の無い犠牲だと理解している。彼女は自分の仕事に、自信と誇りをもって働いているのだ。エステティシャンという仕事柄、男性との関わりは皆無に近い。しかし、最近は『男のエステ』という言葉がある程度世間に認識されつつあり、男性の美意識も上がってきている。その影響か何かは分からないが、男性客の割合は以前よりも格段に上がってきている。普段男性と関わることが少ない筈だった彼女の仕事が途端に、「男性の体に触ること」が仕事になってしまった。エステに興味を示す男性は、自分の体に気をつけている。つまり、たくましく、引き締まった体の男性が割合的には多い。そんな男性客の相手をするときは、自分の仕事に誇りを持っているつもりだとしても、仕事のことさえ忘れて、たくましい体に魅入ってしまい、自分の女としての疼きを抑えきれなくなってしまう。しかし、仕事という義務感がある限り、彼女の本能は理性に押さえつけられてしまう。そんな葛藤の中、男性の体に触り続けていると、子宮の奥が熱くなり、自分の声が熱を帯びていくのが分かる。それを必死に噛み殺しながら仕事を続ける。それは辛いことのように思われるが、その我慢は彼女に新たな快楽を発見させることになる。必死に噛み殺した本能を開放した時、通常では得ることは出来ないであろう、まるで体が溶けるかのような快感を得ることが出来ることを知ってしまった。ひたすら押さえつけられた本能と性欲を開放する瞬間、彼女は覚醒する。エロいという安易な言葉では伝えきれないだろう。そう。これは例えるなら、エロスティシャン。覚醒した彼女の悦楽した顔を是非ご覧頂きたい。