内容:朝起きたら雨だった。窓から見えるどんよりとした雲に覆われた街を見ると、私の気分は憂鬱になる。こんな日には家の中に引きこもってたい衝動に駆られる。だがそんな雨でも、悪いことばかりではない事に最近気づいた。雨の日は、家の前のグラウンドからなんの声もしないのだ。毎日のように繰り返される、グラウンドからの野球やサッカーをしている叫び声。それが雨の日には無いのだ。どうりで今日の寝起きは気持ち良かった訳だ。まぁその後に、薄暗い街を見て私の気持ちは地に落ちた訳だが…しかし、いつまでもこうしている訳にはいかない。今日は「なみ」と会う約束になっているのだ。落ちた気持ちを気合で建て直し、急いで撮影場所へ向かう。彼女は自動車工場、正確には自動車配送所でアルバイトをしていた。おおまかな一日の仕事はこうだ。朝になると、各工場からほぼ完成した自動車が送られてくる。彼女はその車を受け取り、顧客からの注文にしたがって、サンバイザーを取り付けたりマットを敷いたりする。そして作業が終了した車は各営業所へ配送するため、指定の場所へ並べて駐車する。それを定時が来るまで一日中繰り返す。一度覚えてしまえば、それほど難しくない仕事だった。仕事の後は、職場の男とよく遊びに言った。ある夜、求められ一度身体を許してしまったら、噂が噂を呼び職場の男が何人も群がってきた。彼女も彼女でエッチが好きな性格が災いし、断る事はしなかった。気づけば彼女の立ち位置は慰安婦のような存在になっていた。中には自分の欲望を思いっきりぶつけてくる男もおり、行為の最中に首を絞められた事もあった。普段は優しいのにエッチの最中は乱暴になる彼。痛いのは嫌だったが、そのギャップが堪らなかった。いつの間にか乱暴にされる事を楽しみにしている自分が居た。と、以前私と会ったとき、こんな話をしていた彼女。今回の撮影の中では、乱暴な彼に付けられたアザを見せてくれた。そのアザはいったいどんなプレイで付いたのだろうか?彼女はそこまでは答えてくれなかった。