内容:休みの日はアニメのDVDを見る。それが彼女の日課だ。そもそも彼女がアニメを見るようになったのは、昔付き合っていた彼氏の影響だそうだ。その彼とは4年前、友達がセッティングした合コンで知り合った。その席で意気投合しメールアドレスを交換したと言う。そしてそれから数日後、彼からデートのお誘いがあり遊園地へ遊びに行く事となった。初デート当日、彼女は三十分ぐらい遅刻してしまった。大慌てで待ち合わせ場所へ向かう。電車から降り駅から出ると、程なくして彼を見つけた。背が高い彼は遠くからでも良く目立つ。これ以上待たせてはいけないと思い、急いで彼に駆け寄った。清潔感溢れる白いシャツを身に纏った彼は、彼女を見つけると白い歯を輝かせながら「おはよう」と爽やかに言った。優しい朝の光に照らされているからだろうか。以前会った時よりも、彼が素敵に見える。彼女もドキドキしながら、「おはよう」と返す。今まで交換したメールの文章から伺える、彼の優しさ、誠実さ、そして今朝の爽やかさ。彼女はもはや彼の虜だった。自然と彼女から手を伸ばす。二人は手を繋いだまま遊園地のゲートをくぐった。その夜二人は、観覧車の中でキスを交わし付き合う事となった。それから付き合って二ヵ月後、彼の家へ初めて招待された時の事。そこで本当の彼を知る事となる。隠してあった大量のアニメDVDを発見し、彼がアニメオタクである事が発覚したのだ。今までそんな雰囲気はまったく無かったので彼女は驚いた。不信に思って本棚の奥も見てみると、女性との付き合い方についての指南書が何冊かある。「なにこれ!?」そう思って彼を問いただした。聞いてみると、今までのデートコースや服装も全てこれらの本を参考にしたそうだ。女の子にもてたいと思い、そんな自分を偽っていたという。デート中もばれてしまうのではないかと何時もひやひやしていたそうだ。彼女は、そんな彼に呆れながらも可愛いと思った。それ以降、二人はよく彼の家でアニメを見る事となった。だが、若い男女が部屋に二人きり、アニメだけで終わるわけが無い。アニメを見終わった後は、アニメキャラになりきりエッチタイムだ。元々尽くすタイプの彼女は彼に気に入られようと必死にフェラをした。その成果なのだろう。入れる前に彼がイッてしまう事も多々あった。今でもアニメを見ているとその頃の思い出が蘇り感傷にひたってしまう事があるそうだ。今日は当時鍛えたフェラテクを、是非カメラの前で披露して頂こう。