内容:AVに出てみた。そのこと自体はそれ以上でもそれ以下でもない。人に言えるか言えないかもわりとどうでもいい。まず人の目なんて本当にどうでもいい。周りがうるさい。いつもいつもうるさい。迷惑かけてないから放っといて欲しい。昔からみんなそうだ。とりあえず親にせめて高卒だけは取っておけって言われて、なんとか高校は卒業したけど、何かにつけて私に構う先生はうるさいし、キャピキャピしてる同い年の女のうざったいノリにもついていけなくて不快だったし、バイトだけしてるほうがどんなに楽かって思って何回も辞めようと思った。多分クラスでも浮いてたと思う。なんで生きてるかって聞かれたら『自己実現の為』って答えるし、あなたはなんの人ですかって聞かれたら、職業はバイトだし、学生でもないから、他人が安易に私を測ろうとする時に材料にする『肩書』なんてもってない。なにが言いたいかって、私はわたしでナチュラルに生きてる。思ったことや伝えたいことや言いたいことを失わないように、日々自分の感性を尊んで生きてる。『社会に携わって生きていくこと』がいつの間にか『手段』でなく『目的』に変わってしまった受動的で本末転倒している馬鹿な大人たちがいくら私を異端視して見下そうとも、私のアイデンティティは彼らが探している場所には存在しないからなにも感じない。だからうるさく言わず放っといて下さい。