内容:綺麗な黒髪をなびかせながら颯爽と歩く彼女。名前はれな。何で名前を知ってるかって?そりゃぁ…キャンパス内を歩く彼女といったら一際目を引く黒髪サラサラストレートだから。このサラサラストレートを知らない人なんていないと断言できるくらいキャンパス内では有名なのだ。特に今の季節、程よい肌の露出から見える色白なモチモチした肌。心地よく涼しい風が吹く中で彼女の髪は揺れる。サラサラと…。そんな彼女との出会いのきっかけ、それは夏の暑い日だった。セミの鳴き声が近くで鳴り響く中、彼女が通りかかる。綺麗な彼女の髪に見惚れていた僕は突然の突風でハッと我に返る。僕の近くで声が聞こえる…。何かと思い声のするほうを向くと…。そう、彼女の髪が突風によって僕のシャツのボタンに引っかかっていたのだ。恥ずかしそうに僕を見上げながら笑った彼女の顔は今でも忘れられない…。それがきっかけで話すようになり、携帯の番号までGETした!!今度の休みの日会う約束まで取りつけた。はりきって、出掛た僕が待ち合わせ場所で目にしたのは…。なぜか、金髪姿で現れた彼女だった…。僕は何も見なかったことにしようと彼女に声もかけず家へ帰る。彼女からの連絡はあったが、もちろん拒否。その後一切話すこともなく、気づけば2年。彼女は再び黒髪になって僕の前に現れた。そう、あの日と同じ黒髪サラサラストレートヘアーで…。