内容:綺麗なお姉さんはスキですか――――そんな懐かしいフレーズを思い浮かべてしまうような女、美保。品のある笑顔と可憐な笑い声、人を惹きつけるにはそれだけでも十分である。さぞかし男に言い寄られることだろうと思ったが、案外そんなことはないと言う。現在も恋人はいないらしい。仕事が忙しく、合コンすらも最近はご無沙汰。「たまにポンッと空き時間が生まれたらバーとかに行くこともあるけど、やっぱりドラマのような素敵な出逢いなんてないですよね・・・」とはにかむところを見ると、少々ロマンチックなところもあるようだ。最近のお気に入りのカクテルはマッコリが入ったもの。まろやかな色合いになるのが好きらしい。「次に付き合うなら、素敵なバーに一緒に行けるような人がいいなって思います♪」そういう洒落た経験がない自分には何のアドバイスも出来ないのだが、ほろ酔い加減の美保はきっとかなりの悩ましさになることだろうし、そうでなくても魅力的なのだから、すぐにぴったりの男が現れてしまうのだろう・・・。普通に会話している感じではとても清廉な雰囲気なのだが、ひとたび濡れ始めると「もっと、もっと・・・」と欲の深い面も見せてくる美保。実はとろけた顔でおねだりするような女性だということを誰が考えるだろうか。普段の清らかさとのギャップが、男の心と身体を熱くする。二人で散々熱を分かち合い心地良く疲れ果てた美保は、撮影後にふわりと眠りに落ちてしまった。時間もあったためすぐに揺り起こしてやったのだが、もっと可愛らしい寝顔を見ていたかったものだ。