内容:メイサには特殊な性的嗜好がある。それは、「歯」である。14歳の時初めて付き合った彼氏が、とても歯並びが良く虫歯が全くない人だった。最初は、歯が綺麗だな、と思った程度だったが、彼がたまたまあくびをした時に見えた口腔内に、異常なほど興奮したのが「歯フェチ」になるきっかけだった。口の中という普段見えない場所を見てしまった。白くて硬い歯と、その他の柔らかい粘膜との対比。そのグロテスクさ。メイサは何度も彼氏の口の中を見たがった。キスをした時に舌で相手の歯を触り、その質感を確かめると、後頭部が痺れたようになりどうしようもなく濡れてしまうのだ。ある時は、彼氏の口の中に指を突っ込み、歯を触るようになった。前歯の平たさ、犬歯の尖り具合、奥歯の窪み、どれもたまらなかった。下の口ではいつもメイサが突っ込まれている方だけれども、上の口では彼がメイサに犯されている。そのことにもますます興奮した。彼氏の方では、気持ちが悪いからやめてほしい、と思っていたようだ。メイサはとうとう我慢できなくなって、彼氏ののどちんこをさわさわした。彼は涙目になってえずき、「付き合いきれない、別れよう」と言った。それからもメイサの歯フェチはとどまることを知らず、幾人もの犠牲者を出した。