内容:「何にも悩みとか、真剣に考えたりとかなさそうだよね。」ゆいはよくそう言われて、本当にその通りだった。授業中も、最初は真剣に聞いていてもいつの間にか前の人の髪の毛を一本バレないように抜いてみたり、隣の人、鼻でかいなーって思って気づいたら15分くらい見ていたり、とにかく集中力がないし、興味のないことは苦手だった。でもその愛くるしい瞳と人懐っこい笑顔で男にモテモテだった。何も考えずにみんなと仲良くしていたらいつの間にか彼氏が3人もできてしまっていた。そしていつの間にかそれぞれ会う曜日まで上手いこと決まっていた。火曜日の夜は決まって同い年の彼(職業:土方。趣味はスロット。尊敬する人:父親)がやってくる。自販機前で彼がココアを奢ってくれたのが出会い。水曜日は65歳の彼(趣味はペットのコロと遊ぶこと。妻はヨシエ)がやってくる。出会いは喫茶店。彼とのスキンシップはキスだけ。古本の匂いがして好きだった。金曜日と土曜日はオタクの彼。家に来てはひたすらアニメを一緒に見させられ、あーだこーだと説明された。必死に話してる時にかく汗の水滴を見るのが好きだった。そんな日々を何となく過ごしていると、また声をかけてくる男性がいた。何となくついていくとエッチな撮影だということが分かった。オナニーしたことないって言ってるのに電マでオナニーさせられて凄く恥ずかしかった。舐められるとイきやすいって言うとひたすら前からも後ろからも舐められて気持よくてイっちゃった。エッチしてる時って何も考えなくて楽だなぁって思った。みんなに見られて恥ずかしいけど、深く考えるのは面倒くさいからやめた☆