内容:ひとみは普段、自宅でグラフィックデザイナーの仕事をしている。会社勤めではなく、独立という形で、色々な会社から外注のお仕事をもらって働いている。そのため、自分で仕事量を調節できるので、休日を作るのは簡単だった。昼も夜も無いような生活をしているので、気が向けばクラブへ出向き、お持ち帰りしたりされたりしている。今年に入ってから6回ほどそんなことがあったので、今までに何人とそうなったのかはよくわからない。仕事が孤独なせいか、仕事以外の時間はとにかく人と一緒にいたいので、面倒にならなければ割と誰でもいいというところがあった。ひとみは男性からはもちろんのこと、女性からもよく好かれ、女同士で付き合ったこともあった。女の子は大抵、ひとみに男性らしさを求めてしまうので、付き合うとなると女の子の要望通りにいかないので長続きしない。やはり、付き合うなら男性の方がいいと思った。ある日、いつものように仕事が一段落してクラブへ向かった。朝まで過ごし、始発の動き出す頃に渋谷の街で友人とラーメンを食べた後、帰ろうと一人で駅へ向かった。そこへ見知らぬ男性に声をかけられた。話を聞いてみるとAVの撮影らしく、一回だけやってみない?と言われた。面白そうだし、お金もいいし、休日は暇だしちょっとやってみちゃおうかな?そんな好奇心で、ひとみは出演することを決めた。