内容:大学4年、周囲の学生達が就職活動で一喜一憂している時に、彼女は家でネットゲームにいそしんでいたという。やり始めは大学2年。学年が上がってから連日合コンを繰り返すアクティブな友人達に付いて行けず、帰宅後の暇つぶしに始めたのがキッカケだった。ゲーム内に登場する全てのキャラクターは、現実に日本のどこかに住んでいるプレイヤーが操作しており、互いに会話や取引、グループを組んで冒険に出たりと今までのテレビゲームには無い刺激を受けたという。プレイ時間は次第に増えていき、2ヶ月後には大学の授業が終了するなりすぐに帰宅し、そのままPCにかじり付いてゲームを始め、新聞配達の自転車のブレーキ音が彼女の就寝の合図という生活に変わっていた。特定のグループに参加し、チームの補助という役割をゲーム内で担当していたらしい。特に仲の良かったキャラクターと個人的な話をしていると年齢が近く、かなり近場に住んでることが分かり、何度か会っている内に告白されてなんとなく付き合うようになったという。互いに連携を取り、以前よりも効率良くゲームを進められますますハマってしまい、気付けば就職出来無いまま卒業を迎え、真剣に取り組んだにも関わらず無職のまま卒業する同期生も多くいたので「まあ仕方ないか」と半ば諦めの気持ちが強かったという。実家がそれ程裕福ではない為、親に頼ることも出来ず、自宅近くのファミレスでバイトしながら暮らしていたが、ネットで偶然目にした記事にフリーター達の悲惨な状況が書かれており、現在の自分も大して変わらないことに愕然として、現状のまま行くのはマズいと何を起死回生を掛けてAV出演を決めたという。お金を手にして何をするかは全く決めてないらしいが、このままゲームを続けて訪れるのは身の破滅だという考えらしく、とにかく何かを始められるだけの資金を手にしたいらしい。彼氏は大学3年生で、未だにネットゲームを続けているが自分が散々ゲームしてきた過去があるので強くは言えず、今日AVの撮影に来ていることも内緒にしているらしい。