内容:世の中にはセックスに対して、全く興味のない女性がいる。彼女がまさにそういうタイプ。そういう女性には、様々な理由がある。その中でも多い理由は、初体験が上手くいかなかった。レズビアンだった。そして性的暴行を受けたけた。などというもの。彼女はなんと1番最後、そう性的暴行を受けたこのある女性だった。面接に来たときの彼女の第一印象は“笑顔がカワイくて、明るそうな娘だな"というものだった。しかし、絶え間なく見せつけてくる笑顔が偽りのものだと、出会って数分後には気づいていた。面接で最初に聞いたのは、一目見て気づいてしまうその白い肌。彼女は素っ気なく「家から出ないんで」と即答。そうかそうか。なるほど。意外とインドア趣味なのか……。なんていう考えは、この後の彼女の性体験を聞いてあっさり否定されてしまうのだが……。彼女の初体験は履歴アンケートで書いたように、前の夫が相手で年齢は20才。なっていうのは全くのウソ。というより、そう言わざるを得なかったというほうが正しいだろうか。本当の初体験は高校2年生の夏。相手はその時に来ていた家庭教師。その当時、彼女は某国立大学を目指し、日々、勉学に励んでいた。そんな彼女を見守っていた父が、家庭教師を付けてみてはどうか?と言い出した。何となく最初は嫌で反対していた彼女だったが、夏休みだけという約束で、家庭教師に来てもらうこととなった。初日、彼女は驚いた。それは嬉しい驚きというべきだろう。当時、高校生だった彼女のインテリのイメージは所謂ダサイものだった。しかし当日、彼女の目の前に現れたのは今でいう水○ヒ○似の、爽やかなイケメンタイプだった。彼女の心は躍った。彼はイケメンというだけでなく、ノリも良く、まさに彼女の理想のタイプだった。しかし、彼女に恋愛感情は無かった。その時、彼女は幼馴染のK君のことが好きだった。8年来の恋だった。しかし、ある日に事件が起こってしまった。その日は両親が外出中で、家には彼女と家庭教師の2人。いつもどおり授業を受けていた。だがいつもとは違う視線を感じた。胸、ももなどをジロジロ見てくるのである。その時、家庭教師の彼は急に襲いかかってきた。そしてそのまま……。 行為が終わると彼は「ごめんなさい」と謝ってきた。彼女は泣いていた。親にはもちろん言わなかったが、家庭教師はもういいと親にははっきり言った。以来セックスに対して恐怖というより、興味を失ってしまった。そんな自分を変えたい。いつもそう思っていた。今回の出演はその一歩なんだ。彼女の目はそう語っていた。