内容:深夜12時。繁華街の喧騒から離れた或る路地裏。 ワインボトルを傍に置いて、階段に女がひとり座り込んでる。 親切な男を装って彼女に話しかけてみると、どろんとした瞳でこちらを見返してきた。 おそらく20代のまだ前半だろう、幼さの残る顔立ちと血色の良い肌が街頭に照らされる。 ぴったりとした服に包まれる、瑞々しい若い肉体に、私は密かに唾を飲んだ。 特に、華奢な腰から柔らかそうな尻に向けての官能的なカーブは、おそらく数多くの男性を狂わせてきたに違いない。 女は「酒なんて飲んでいない」などとのたまっているが、それが事実でないことは明白だった。 足取りが覚束ない彼女を、半ば抱え込むようにして私の部屋まで連れ込む。 そして彼女は、ほどなくしてベッドの上で寝息を立て始めた。 警戒心を解いて少女のように眠る女の寝顔は、あまりに魅力的だった。 私のペニスは既に、はち切れそうな程に怒張しきっている。 女の顔に、私はいきなり精子をぶちまけたい欲求に駆られた。 その理不尽な嵐のような欲求を、私はなんとかやり過ごす。 まだその時ではない……… 物事には順番があるのだ。 私は息を押し殺して、女の服に手をかけた。